市販の点鼻薬を使ってもいい?
Q:市販の点鼻薬を使ってもいい?
A:くしゃみ・鼻水・鼻づまり、鼻炎の症状は辛いものです。
だからといって、
「市販の点鼻薬を使って簡単にスッキリできるなら」・・・と安直に利用するのはちょっと待ってください。
まず、
その鼻炎症状は本当に花粉症なのでしょうか?
慢性鼻炎やちくのう症であれば、
全く対処が違ってきますから、まず確認して下さい。
では、花粉症とハッキリ判別している場合について話を進めます。
市販の点鼻薬には、血管収縮剤というものが入っていることが多いです。
血管収縮剤を含む点鼻薬は間違えた使い方により、
副作用が出ることがあります。
内服する血管収縮薬は、主に鼻のひどい症状に用います。
状態が悪く、点鼻薬が鼻の奥まで届かないような場合には、
事前に血管収縮剤を使うと鼻の通りが劇的によくなります。
しかし、
管収縮薬には即効性がありますが、効果が持続しないという欠点血があります。
すると、
劇的な効果を求めて手軽な点鼻薬を繰り返し使うことによって、血管の反応が鈍くなりかえって鼻づまりが慢性化することもあります。
また、繰り返して使いすぎると薬が作用する時間が短くなり、さらに頻繁に繰り返し使わなければならなくなることも起こります。
このような症状を
「点鼻薬性鼻炎」といって、粘膜に異常変化をもたらし、
状態が悪い場合には手術しなければ治らないこともあるのです。
また、絶対に注意しなければいけない点があります。
それは、
血管収縮薬は子供に使っていけないということです。
鼻の血管を収縮させる作用が、発達の未熟な乳幼児では、
頭の血管まで収縮させて、気を失うことさえあるからです。
薬の性質を知らずに、むやみ使用するのはやめましょう。
市販の点鼻薬には用法・用量というものが当然明記されていると思います。
当たり前のことですが、
「よく読んで、正しく守って」ください。