花粉症の不快症状は、鼻か目で起きることがほとんどなので、直接局所につけることができる点鼻薬、目薬はやはり効き目が早いです。
○抗アレルギー剤点眼薬、点鼻薬
内服薬と比べると効果は格段に早く現れます。
アレルギー性結膜炎に対して60数%の効果があります。
1日4回のものがほとんどですが1日2回のものもあります。
抗アレルギー点眼薬の単独使用、ステロイド点眼薬との併用もあります。
使い方ですが、2種以上の目薬をさす場合は、5分以上あけてから使用してください。
また、点鼻薬は両鼻腔に噴霧してください。
○ステロイド剤点眼薬、点鼻薬
副腎皮質ホルモンによって炎症をおさえます。
点眼薬… 多くは抗アレルギー点眼薬と併用されます。
点鼻薬… 局所効果が強く、微量で効果があります。
血中への吸収が少ないので、連用しても副作用は少ないです。
効果が早いので、重症にも有効です。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状に効果があります。
○その他
鼻づまり用に用いる点鼻薬もあります。
花粉症やアレルギー疾患のための点鼻薬・目薬というのは、かゆみ止めとして抗ヒスタミン薬が入っています。
この目薬に入っている抗ヒスタミン薬のせいで眠くなるといわれていますが、量が少ないのであまり気にしなくてもよいかもしれません。
注意が必要なのは、点鼻薬も目薬も血管収縮剤のほうです。
血管収縮剤は、目の充血をすぐにとるため、多量に配合されているものがあります。
そういった薬を連用すると効果がなくなってきたり、かえって充血がとれなくなってくる、ということもあります。
最後に目薬のさし方です。
一回につき1滴で充分です。2滴3滴さしても流れるだけです。
何滴もさしても、効果に変わりはありませんので、効果を高めたい場合なら、回数を増やしてみましょう。
手軽に使える点鼻、点眼薬ですが、使いすぎはよくありません。
用法容量を守って使用してください。
タグ点鼻薬 目薬 花粉症
点鼻薬・目薬
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ステロイド剤とは、副腎資質ホルモンを利用して起きてしまった症状を劇的に止める働きをする薬です。
ステロイドというのは副腎皮質ホルモンといって、本来ヒトや生物の体の中にあるものですが、いろいろ優れた効果があることから、合成されて様々な治療薬として使われています。
症状の改善という点でとらえると、ステロイド剤は強力な改善効果を発揮します。
花粉症だけでなくそのほかのアレルギー疾患(アトピー性皮膚炎や気管支喘息、リウマチなど)
にも使われている薬です。
しかし、すぐれた効果と裏腹に、副作用も強いのです。
長く使っていると副作用による様々な異常が現われ、花粉症以上に深刻な病気になってしまう恐れもあります。
ステロイドというのは種類が豊富にあり、内服薬や注射、軟膏など薬の型もさまざまです。
実にいろいろな作用を持っているステロイドですが、花粉症に使われる際は、免疫を抑える作用や炎症やむくみを抑える作用を利用して使われます。
ステロイドには免疫を抑える強い作用があるため、免疫反応の一種であるアレルギーを抑えることができるのです。
○局所ステロイド薬について
くしゃみ、鼻水、鼻づまりに対処します。
1〜2日で効果が出るため、即効性のある薬です。
血管内へは吸収されにくく、局所で分解を受けやすいため副作用は全身投与に比べれば、出にくいわけですが、鼻内刺激感、鼻内乾燥感、鼻出血などがあります。
○経口ステロイド薬について
強力な抗炎症作用のある薬です。
副作用に注意し、短期間の使用にして、症状がひどいときに使います。
また、ステロイド薬を点鼻噴霧薬として用いることもあります。
担当医師と相談の上、うまく使えば、高い治療効果が得られます。
使い方を加減して、上手に付き合いたい薬剤です。
タグステロイド(副腎皮質ホルモン)剤 花粉症
ステロイド(副腎皮質ホルモン)剤
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抗ヒスタミン剤とは、花粉症の症状をすぐに止めてくれる即効性のある薬です。
花粉症に処方される薬には、ほかにも抗アレルギー剤、ステロイド剤、点鼻薬、目薬などがあります。
中でも抗ヒスタミン剤は、くしゃみや鼻水などに即効性があります。
アレルギーの原因物質であるヒスタミンが、鼻粘膜などにある受容体にくっつくことでアレルギー反応が起こり、くしゃみや鼻水などの諸症状が出ます。
抗ヒスタミン剤は、ヒスタミンが受容体にくっつくのを防ぎ、これらの症状を抑える働きをします。
第一世代抗ヒスタミン薬と呼ばれる薬は、20分くらいで効果が出るのでくしゃみや鼻水をすぐに止めてくれます。
ただ、副作用として眠気や口渇などの症状が出る上に、鼻づまりには効果が薄いです。
代表的な第一世代抗ヒスタミン薬の商品名は、タベジール、ホモクロミン、ポララミン、レスタミン、セレスタミンです。
次に第二世代抗ヒスタミン薬と呼ばれる薬は、抗ヒスタミン作用と抗アレルギー作用を持っています。
眠気を伴うことは比較的少なく、抗ヒスタミン作用は早くあらわれ、抗アレルギー作用のほうは
効果が出るまでにやはり二週間かかります。
抗ヒスタミン薬は、薬店で売られている鼻炎の薬にも含まれている成分です。
ヒスタミンの作用を阻止し、症状をおさえるのには即効性があります。
しかし、副作用には眠気や口・のどが乾くなどの症状が出たり、まれに全身倦怠感も起こります。
病院で処方される薬には、眠気の少ない第二世代の抗ヒスタミン薬や、鼻用ステロイド噴霧薬などがあります。
また受診する時間がない場合、薬店で購入できる内服薬・点鼻薬・点眼薬などでもアレルギー症状の緩和にはある程度役立ちます。
タグ抗ヒスタミン剤 花粉症
抗ヒスタミン剤
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抗アレルギー剤とは、花粉症で処方される最も代表的なお薬の種類です。
抗アレルギー剤について詳しく見ていきましょう。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ・・・、これらはすぐにも止めてほしい花粉症の不快症状です。
その駆け込み寺の病院で、処方される薬にはどのようなものがあるでしょうか?
抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤などが挙げられますが、最も一般的なのが抗アレルギー薬です。
抗アレルギー剤は化学伝達物質遊離抑制薬であり、病院・診療所などでの処方が必要です。
抗アレルギー薬は比較的副作用が少なく、安全性が高いために花粉症の代表薬となっています。
長期間の服用では胃腸・肝障害などが発症するとの報告もありますが、花粉症での服用は、長くて3〜4ヶ月なので副作用の心配はありません。
抗アレルギー剤は、効果が出てくるまでに1〜2週間かかります。
つまり、花が飛散する以前から服用しないと重症化の予防にはなりません。
抗ヒスタミン作用を兼ね備えた薬もありますが、注意したいのは、抗ヒスタミン剤と同じ副作用(眠気、口の渇き)が出ることもあるというところです。
これまでの抗アレルギー剤は、「好塩基性」と「好酸性」に分類されていました。
しかし、多様な内服薬が開発された現在では、以下の5つの分類となりました。(主な商品名も付け加えておきます)
○化学伝達物質遊離抑制薬
リザベン、 ソルファ、 アレギサール、ペミラストン
○ヒスタミンH1-拮抗薬
ザジテン、 アゼプチン、 セルテクト、 ゼスラン、ニポラジン、ダレン、レミカット、アレジオンン、 エバステル、ジルテック、 タリオン、 アレグラ、 アレロック、クラリチン
○トロンボキサン阻害薬
バイナス
○ロイコトリエン拮抗薬
オノン
○Th2サイトカイン阻害薬
アイピーディ
抗アレルギー剤の使用で一番大切なことは、花粉の飛び始める2月下旬よりも二週間くらい前から服用を開始し、花粉が飛ばなくなる4月まできっちり服用を続けるということです。